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 遠赤外線式家庭用焙煎器
 
突起のもう一つの利点 
 

焙烙の内壁に突起を付けると総面積が増える以外にもう一つ大きな利点が有ります。

焙烙で焙煎をしていると、時々黒く焦げた豆を目にすることが有ります。豆が焙烙壁面にへばり付いた場合、焦げる事が有ります。これは、豆と焙烙の壁面とが面接触しているからです。接触面積が大きいと、高温の容器から熱密度の高い伝導熱が豆に大量に伝わり、結果あの嫌な“焦げ”の原因となります。焦げを抑えるには豆との接触面積を極力小さくする必要があります。

 

一定の広さの面に同じ大きさの正方形を隙間なく並べ、且その大きさを徐々に小さくしてみましょう。上の図の様に、四角形の大きさを変えても四角形の数が変わるので面積は変りません。

同様に一定面積に隙間なく正四角錐を並べ、正四角錐の大きさを変えても、相似形である正四角錐の数が変わるので、結局総面積は変りません。

次に、一律に隙間なく並んだ正四角錐の大きさを2o以下にしてみます。つまり隣り合う四角錐の頂点間距離を2o(底辺が2o)以下にしてみます。    

2oとしたのは豆の寸法から引き出した値です。

豆の縦・横・厚みの内、一番小さい値を示すのは厚みです。下の図では”T”です。家に有った幾種類かの豆の厚みを計測してみました。一番小さな豆でもTは3mm程でした。2oあるいは2o以下にしておけば世界中で最も小さな豆でも2oより大きいと判断しました。

 

頂点間距離を2o程度にすると豆の方が格段に大きいので、突起の隙間には豆は入る事が出来ず、豆は四角錐の先端で保持され、豆と容器とは面接触ではなく、点接触になります。結果、接触面積は極端に少なくなり、容器からの伝導熱量移動も少なくなり、豆の焦は格段に抑えられる事になります。

以上の様に、焙烙の内側に突起を付けると遠赤外線量が増え、その分焙煎が効率的に行なわれ、同時に豆が焦げるのを抑えてくれます。

 
 

   
 
 








熱伝導率 
  403 
陶器  1.5
木材  0.14〜0.18
空気  0.024






今は褒め言葉よりコーが欲い
ルイーサ・メイ・オルコット
小説『Little Women』より)


























コーヒーがあるかぎり、物事が悪くなるはずがない
カサンドラ・クレア
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